『ラスト・ホールド!』監督日誌⑥

真壁幸紀監督Twitter 監督日誌⑥(吹替)】

脚本を進めつつ、早々に決めておきたい事があった。
【吹き替え】を使用するorしない。
結果的に”しない”をチョイスするのだが、これは良い判断だった。

“しない”という事は、ボルダリングシーンの出来は彼らの身体能力次第。
それは、映画の出来と直結だから、我ながらけっこう賭けだった。
しかもやるのはハードスケジュールのアイドル。
練習時間もままならず、全然登れない可能性も大だった。

スタッフみんなに聞かれる。
「彼らは登れるのか?吹き替えは?」
「大丈夫」口ではそう言いつつ、わからなかった。

けど、監督が無表情でそう言えば、「あぁ、大丈夫なんだ」とスタッフは思うものだ。当たり前だけど。
しかし、助監督にはバレている。ので、助監督と共にあらゆるリスクヘッジを、撮影当日まで用意した。
そして、それは杞憂に終わった。